男性看護師の需要はあるのか?

実際のところ男性看護師の需要はあるのか。転職を考えている看護師にとっては、いちばん気になるところだと思います。一般的には女性看護師の方が受け入れやすい。患者さんも女性看護師の方が安心する。と考える人もいるようですが、医師の場合は男性でも女性でも関係ありません。腕が良くてきちんとした説明をしてくれる医師が「良い医者」という評価につながるわけで、これは看護師にも同じことが言えるわけです。

ところが今まで日本は、看護師が看護婦と呼ばれていた時代が長かったため、看護師=女性というイメージが一般的にも定着してしまいました。そこに新しく男性が加わったため、看護師の人数も少なく、男性看護師を採用するという考えがすぐに浸透できていないのも仕方ありません。だからと言って看護師の世界で女性だけを採用するというのは、あきらかな差別につながります。産婦人科などの一部の診療科によっては立ち入れない分野もありますが、そうでなくても看護師は不足しているので、男性看護師の手を借りない手立てはありません。

男性看護師は女性と違って、体力的なゲージが違います。また、妻子持ちの場合は生活を支える責任があるので、転職してすぐに辞めることもありません。そのため多くの医療機関で男性看護師の需要があるのですが、残念ながらハローワークや転職雑誌ではその名前を見つけることが難しいので、男性看護師は需要がないのではないかと誤解されてしまうのです。

掲載されている求人情報には、男性看護師・女性看護師と分けては記載されていません。分けて記載すると性差別に当るので、それを回避するために「正看護師」「准看護師」とだけ記載しているのです。医療機関としてもわざわざ男性看護師歓迎。とは掲載しないので、募集条件に当てはまれば男性看護師も応募して良いわけです。

どこの診療科で採用してもらえるのかは医療機関によって違うので、看護師専門の転職サイトでコンサルタントに相談することをお勧めします。フィリピンやインドネシアから看護師候補を受け入れなければならない状態なので、人手不足が深刻化していることは言うまでもありません。こうしている間にも医療機関は常に忙しく、患者さんは途切れることなく受診しているのです。せっかく資格を取ったのですから、希望条件を伝えて看護師ライフを満喫して下さい。

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